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ダイナミックイメージコントロール
研究目的
ダイナミックイメージコントロールとは, 様々なダイナミクスを有する現象に対して, 光学系・照明系・処理系などをうまくコントロールすることで, 通常では見ることができない対象や現象を人間にとってわかりやすい形で提示する技術である. 従来の固定された低速の撮像システムでは, 対象のダイナミクスが映像に混入していたのに対して, この技術により, 利用形態に合わせた映像のコントロールが可能となる.
本研究は, ダイナミックイメージコントロールに基づく次世代のメディアテクノロジーの創出を目的としており,
- 対象の画像計測に困難が多く技術による計測支援が重要な医療・バイオ・顕微鏡分野
- 新たな映像表現が求められる映像・メディア分野
- 人に理解しやすい映像が求められるFA・ヒューマンインターフェース分野
このような幅広い分野において, 対象の本質を捕らえ, ユーザーが必要とする映像を提供することで, 映像利用の新たな展開を生み出すことを目指している.
応用分野
光学機器 (カメラ)・メディア等業務用放送機材の視線・映像制御, 高速対象追跡撮像, 多視点映像制御, 映像再構成技術, 全焦点画像撮影, 高速自動焦点機能, 医療・バイオ・ライフサイエンス・生命科学 (顕微鏡・内視鏡作業), 医療検査診断 (細胞検査・血液検査・不妊治療の高速化と高精度化), 顕微鏡手術補助 (振戦除去・焦点調整), 医薬品許認可検査の自動化 (動物実験の長時間・客観データ取得), 製造技術・FA・ロボットにおける撮像制御, 監視カメラ高速化・広視野化, 動的物体への情報提示 (動的プロジェクター, レーザ描画等), 拡張現実感 (AR)等.
研究成果
システム開発
- 動く手のひらや物体に映像と触覚刺激を提示できるシステム:高速で無拘束な未来型情報環境の実現(2012-)
- 球面鏡の高速トラッキングによる動的映像計測(2012-)
- るみぺん(動的対象への投影型AR)(2012-)
- 1msオートパン・チルト(2011-)
- 高速飛翔体の映像計測(2010)
- 高速フォーカスビジョン (2009-)
- 高フレームレート全焦点画像合成のための高速可変焦点光学系 (2009-)
- 人間と微生物との実世界インタラクション (2008-)
- 高速オートフォーカスによる高速走査型顕微鏡 (2007-)
- モバイル顕微鏡システム (2006-)
- マイクロビジュアルフィードバック (MVF) システム (1996-)
微生物トラッキング顕微鏡
- 暗視野顕微鏡法における遊泳細胞の3次元トラッキング (2011-)
- 位相差顕微鏡法における遊泳細胞の3次元トラッキング (2010-)
- ホヤ精子の高速トラッキング (2007-)
- 微生物の3次元トラッキング (2004-)
- 微生物電気走性の継続観察システム (2003-)
- 微生物トラッキングシステム (1999-)
デバイス
- サッカードミラー (駆動鏡面を用いた高速視線制御デバイス) (2009-)
- 高速・高解像力の液体可変焦点レンズ ーダイナモルフレンズー (2005-)
- 1-kHz高速可変焦点レンズ (HFL) (2001-2005)
- ビジョンチップ (ビジョンアーキテクチャプロジェクト)
- 列並列ビジョン (CPV) システム
アルゴリズム
- 焦点の異なる複数の画像を用いた三次元運動認識手法 (2011-)
- 高速液体レンズによる焦点スキャン画像群を用いた任意焦点・任意被写界深度の画像合成手法 (2011)
- 画像処理を用いた微生物の擬似静止観察 (2008)
- DFDiによる細胞群の高速奥行き位置推定 (2006-)
- 細胞の高速オートフォーカス (DFDi) (2003-)
- 微生物トラッキングのための高速ビジョン用動的輪郭モデル (2003)
- SelfWindowingを用いた高速対象追跡


