パララックス・オーギュメンティッド・ディスプレー


概要

本研究の目的は、2次元ディスプレー上でより広い範囲を扱うことができる簡単な空間的操作を実現することにある. この方法は、立方体を表示する際に、スクリーンでは隠れた面、 すなわち他の5つの面まで表示し、アプリケーションの操作ができるようにするものである. このような方法によって、自然で効果的なインタラクションが実現できる. ユーザーの頭部位置はカメラによって測定し、 立方体の各面は回転し投影された形で表現される.


画像は3次元ではないが、ユーザーの頭部位置に基づき正確に計算された 仮想的なパララックスを用いて、仮想的な3次元空間を産み出すことがで きる.それを用いることで、通常のGUIの環境の上でも、アイコンを 選んだり、ウィンドウを空けたり閉じたりといった操作を簡素化するこ とが可能となる.

直感的で訓練の必要のないパララックス・オーギュメンティッド・デス クトップを試作し、遠く離れた情報を得ることに対して、通常のマウス によるスクローリングよりも高いパフォーマンスを得ることを示した. (動画参照)

動画

参考文献

  1. Reynolds, C., Cassinelli, A., and M. Ishikawa (2008) Meta-perception: reflexes and bodies as part of the interface. Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI 2008), April 5 - 10, 2008, Florence, Italy. [PDF, Quicktime Video Figure, WMV Video Figure]
東京大学 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 ・創造情報学専攻 / 工学部 計数工学科 石川奥研究室
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