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メタ・パーセプション
研究目的
人間の知覚は,本質的に限界がある.人間の能力を超えた知覚を適切な形で人間に与えることは,人間の認識行動能力の向上に寄与するとともに,新たなマンマシンインターフェイスの開発につながる.このためには,人間の認識行動様式を把握し,適切なインターフェイスを設計する必要がある.機械の知覚も同様であり「はかる」技術から「わかる」技術への変革が求められており,高度な知能システムには,自己の認識や感情の認識などの新たな知覚が求められている.その際,認識と行動は一体のものとして設計される必要がある.
メタ・パーセプションは,これらの技術の総称であり,本研究室では,センサや知能システムの技術ばかりではなく, ヒューマンコンピュータインタラクション,メディアアート, 神経生理学,倫理学などの分野からのアプローチにより,ユーザや機械が扱えないとされてきた情報を取得・操作することと共に,新たな学際分野の確立を目指している.
研究成果
メタ・ディスプレイ
- Invoked Computing: まわりにあるものを視覚・聴覚インターフェイスに変える拡張現実感 (2011-)
- シンクロナイズドビデオ:身体動作と調和するビデオ操作 (2009-)
- Virtual Haptic Radar: 存在しないものを感じるシステム (2008-)
- 箱の中の自己 (boxedEgo): 自分をのぞき見るメディアアート (2008-)
- 変形するディスプレイ (Deformable Workspace) : 3次元の仮想物体を扱うための新しい枠組み (2008-)
- パララックス・オーギュメンティッド・ディスプレー (2007-)
- 3次元データの能動的表示 (Volume Slicing Display) (2006-)
- テレピンポン:ITを用いたワームホールの検証実験 (2005-)
- クロノスプロジェクタ:時空間を操るディスプレイ (2005-)
トラッキング & インターフェイス
- Laserinne: 雪上へのレーザー描画を通じた大規模インタラクション (2009-)
- Light Arrays: 光を用いた身体拡張 (2010-)
- スマートレーザープロジェクター:カメラレス センシングディスプレイシステム (2010-)
- スコアライト:レーザーを用いた人工的共感覚生成楽器 (2009-)
- スティッキーライト:レーザーを用いた局所特徴の抽出と制御 (2008-)
- 触覚フィードバックを用いた引き込み式3次元マウス (2006-)
- スマートレーザスキャナ:カメラレス3次元インターフェイス (2003-)
感覚拡張
- The Laser Aura: a prosthesis for emotional expression (2011-)
- Earlids: 筋電センシングによる聴覚情報制御 (2010)
- ハプティカー:ハプティックレーダーの自動車への応用 (2008-)
- ハプティックレーダー:近接覚と振動刺激による皮膚感覚の拡張 (2006-)
- ChAff: 韻律的な情報によるリアルタイム会話分析 (2006)


