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ウェアラブル高速ビジョンを用いた実物体接触型アーカイブ

概要

近年,スマートフォンなどのカメラ機能付き携帯デバイスの普及やブログやSNS などの写真と連携可能なウェブサービスの普及により,情報の記録や日常のメモを目的とした写真撮影の利用が増えている.しかしこうした写真撮影の多様化に対して,撮影手法は,撮影対象をファインダーにおさめてシャッターを切る,という手法が依然として一般的である.この従来の撮影手法は,撮影デバイスを取り出す手間や時間および,撮影対象を画角内に捉えるまでの時間を要するため,情報の記録や日常のメモを目的として写真撮影を行う上で手軽さや高速性を欠いている.

そこで本研究では,情報の記録や日常のメモを目的とした撮影を,より簡単かつ,より高速に実現する,実物体接触型アーカイブという新たなアーカイブシステムを提案する.提案システムは,手首に装着するウェアラブル高速カメラを用いて,アーカイブ対象への手による実物体接触を撮影トリガとして撮影を行う.また,シームレスな情報記録に向けて,提案システムは撮像動画像からアーカイブ対象の写真を自動的に取り込む機能の実現も目指す.

提案するアーカイブシステムの実現に向けて,リストバンド型ウェアラブルデバイスに搭載可能な構成で実現できる接触検出手法と,接触検出後にアーカイブ対象全体を画角内に捉えたベストショットを選択する手法を提案する.接触検出は,加速度センサから得られる運動情報およびマイクから得られる接触音を用いるものである.また,ベストショットの選択はアーカイブ対象の輪郭のトラッキングを用いて解決を図るものである.




参考文献

  1. 畑中智貴, 渡辺義浩, 石川正俊: ウェアラブル高速ビジョンを用いた実物体接触型アーカイブの検討, 第20回日本バーチャルリアリティ学会大会論文集, 11C-5, pp. 46-49 (2015)

東京大学 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 ・創造情報学専攻 / 工学部 計数工学科 石川妹尾研究室
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