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128×128画素試作チップとセンサボード

概要

センサ情報を用いた機器の自動制御は一般的に行われているが,画像情報を利用したものは少ない.画像情報をリアルタイムに分析し,必要な情報を取得しようとすると,イメージセンサのほかに膨大な画像情報を必要とし,そのことが機器の大型化と高コスト化を招いていた.

一方,イメージセンサの画素ごとに処理回路を搭載したビジョンチップの研究が行われている.しかし高度な画像処理を実現するチップを作ろうとすると画素回路が大きくなってしまうという問題があり,機器の自動制御に十分な機能を,十分な画素数・小さい面積で実現したものはなかった.

そこで,機器の自動制御において特に重要な機能である,画像モーメントの抽出に特化したビジョンチップを開発した.写真は開発したセンサとそれを搭載した小型ボードである.センサチップのピクセル数は128×128でチップ面積は3.28mm×3.48mmとなっている.センサボードは,5.5cm角の基板にセンサチップ,ボードレンズ,制御用FPGA,通信用マイコン,USBコネクタが実装されており,PCに接続して簡単に動作を確認できる.


参考文献

  1. 岩下貴司,小室孝, 石川正俊:128×128画素を有する画像モーメントセンサの開発, 映像情報メディア学会誌, Vol.61, No.3, pp.383-386 (2007) [PDF]
  2. Atsushi Iwashita, Takashi Komuro, Masatoshi Ishikawa: An Image-Moment Sensor with Variable-Length Pipeline Structure, IEICE Transactions on Electronics, Vol. E90-C, No. 10, pp. 1876-1883 (2007)
  3. 岩下貴司,小室孝,石川正俊: 画像モーメントの抽出に特化した高分解能型ビジョンチップ,映像情報メディア学会 情報センシング研究会(東京,2007.1.25)/映像情報メディア学会技術研究報告,Vol.31,No.3,(IST2007-2) pp.5-8
  4. 小室孝: 画像モーメントセンサの開発,画像ラボ,vol. 18, No. 8, pp. 7-11 (2007)
  5. 小室孝: 形を測るセンサー ~「機械の目」の実現に向けて~, O plus E, Vol. 29, No. 12, pp. 1207-1208 (2007)
 
東京大学 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 ・創造情報学専攻 / 工学部 計数工学科 石川妹尾研究室
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